夏の特集記事
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夏
第32回サニツ浜カーニバル 7月12日
宮古島に来て、「干潟で馬が走る」なんて光景、想像したことはありますか。
7月12日(日)、宮古島の下地エリアにある与那覇湾——地元では「サニツ浜」と呼ばれる場所に、ちょっと他では見られないカーニバルが帰ってきます。今年で第32回。島の夏の風物詩として、ずっと続いてきたイベントです。
サニツ浜って、どんな場所?
普段はおだやかな海岸線なのに、大潮の干潮時だけ、700haにわたる広大な砂地の干潟が出現します。東京ドームが約150個入るスケール感。そこに人が集まって、競技をして、食べて飲んで、夜は音楽で盛り上がる。それがサニツ浜カーニバルの一日です。
何が起きているか、正直に言うと
いちばんインパクトがあるのは、やっぱり浜競馬です。宮古馬が干潟を馬場にして走り、騎手が巧みな手綱さばきでゴールを目指す。砂埃と歓声が混ざって、なんとも言えない熱気になります。コースをはみ出すハプニングが起きても、それはそれで会場が盛り上がる。
競馬のあとは宮古角力(すもう)、レディース綱引き、10人11脚と、競技が続きます。干潟の綱引きでは砂地で滑りやすい足元をものともせず、こん身の力で引き合う姿に、笑いと歓声が交互に起こります。家族連れなら宝探しや乗馬体験もあって、子どもから大人まで飽きない構成になっています。
競技イベントが昼まで続いたあと、夕方からは特設ステージでフラダンスやエイサー、音楽ライブが始まります。競技で汗をかいた後に聞く生演奏は、また格別です。
観光客でも、参加できるの?
もちろん。競技参加はチーム登録が必要なものもありますが、見ているだけでも十分楽しい。というか、見ているだけで気づいたら砂まみれの選手に応援の声をかけていた、なんてことがよく起きます。
昨年は5年ぶりの開催ということもあって2000名以上が来場しました。地元の家族連れ、競技目当ての参加者、ふらっと来た観光客が同じ干潟に集まる。そのごちゃ混ぜ感が、このカーニバルらしさです。
行くときに知っておいてほしいこと
会場の与那覇湾・サニツ浜ふれあい広場は、宮古島中心部(平良)から車で約20分ほど。レンタカーがあれば迷わず行けます。
真夏の炎天下での開催なので、日焼け止めと帽子と飲み物は必須。干潟に入る可能性があるなら、サンダルや濡れてもいい靴がおすすめです。砂が細かくてさらさらしているので、歩くだけでも気持ちいい。
台風などの暴風警報が発令された場合は中止になるので、当日の朝は天気予報を確認してから出発しましょう。予備日が設定されていることが多いので、公式情報もあわせてチェックを。
宮古島の夏の楽しみ方は、ビーチだけじゃない。干潟で馬が走るのを見た日の話は、帰ってからもしばらく続きます。