冬の特集記事
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冬
宮古島100kmワイドーマラソン
「ワイドー」は宮古島の言葉で「がんばれ」という意味。 その名の通り、コース沿道では島の人たちが手を振り、声をかけ続けてくれます。完走タイムよりも、その温かさのほうが記憶に残る。
そんなレースです。
この大会、どんなレース?
1991年にスタートし、今年で第36回。毎年1月に開催されるこの大会は、100kmの部と50kmの部があり、宮古島をまるごと走り抜けるウルトラマラソンです。ウルトラマラソン愛好家の間では「南の島のお正月レース」として知られていて、毎年全国から走り好きが集まります。12回、20回と連続出場するリピーターも珍しくない、そんな大会です。
開催日: 2026年1月25日(日)
コース: 下地運動公園 → 伊良部大橋 → 宮古島一周 → 下地運動公園
制限時間: 13時間(100kmの部)
このレースの「顔」は、3本の橋。
コース上の最大の見どころは、3本の離島大橋を渡ること。どれも橋の上には遮るものが何もなく、エメラルドグリーンの海がただひたすらに広がります。
伊良部大橋(全長3,540m) 日本最長の無料橋。夜明け直後に渡ることになるので、朝焼けと海のコントラストが圧倒的。序盤の興奮が一気に高まる場所です。
池間大橋(全長1,425m) 島の北部を走った先に現れる橋。コバルトブルーの水面が足元に広がり、「こんな景色の中を走っているのか」と改めて実感できる場所。
来間大橋(全長1,690m) 後半80km手前で渡る橋。脚が限界に近づいてくる頃に、海風と絶景がごほうびのように迎えてくれます。ここを渡れたら、ゴールまで行ける気がしてくる。
当日の流れ
100kmの部のスタートは午前5時。まだ暗い宮古島の空の下、ヘッドライトをつけて走り出します。
- 46.5km地点(狩俣中学校)で最初の関門。ここにはレストステーションがあり、着替えもできます。スペシャルドリンクの受け取り場所でもあります。
- 80km地点(東平安名崎入口付近)が第二関門。島の最東端を折り返す、景色のいい難所。
- 90km地点(インギャーマリンガーデン)で第三関門。残り10km、ゴールが見えてきます。
- 18時までにフィニッシュ。下地運動公園に戻ってきたとき、沿道の声援と拍手があなたを迎えます。
ランナーへ、覚えておいてほしいこと
前日受付を忘れずに。 大会当日の受付は一切ありません。前日(土曜日)に宮古島市役所2階大会ホールで受付を済ませてください。ナンバーカード通知書の持参が必要です。
荷物の預け方は少し特殊。 100kmの部は、スタート前に「46.5km地点行き」と「フィニッシュ地点行き」の2つに荷物を分けて預けます。着替えを入れる袋は受付時に配布されますので、何をどの袋に入れるか前日のうちに整理しておくのがおすすめです。
スペシャルドリンクはスタート前に。 スタート地点でスペシャルドリンクを預けることができます。受け取り場所は100kmの部なら46.5km地点と82km地点の2か所。他の選手と混ざらないよう、目印をしっかりつけておきましょう。
スタートの20分前には集合を。 午前5時スタートなので、実質4時40分には会場にいる必要があります。ホテルからの移動時間を逆算して、前夜のうちに翌朝のスケジュールを確認しておくと安心です。
走り終えた後のお楽しみ
ゴール後の宮古島は、また別の顔を見せてくれます。
普段なら素通りしてしまうような集落の路地、漁港の朝、畑のあぜ道。
レースで全身で感じた島の地形が、観光で歩くとまるで違って見えます。100kmを走った人間だけが持てる「宮古島の地図」が、体の中にできているはずです。
完走の翌日は、ゆっくりと島を味わってください。東平安名崎の灯台から見る海、来間島のカフェから眺める夕日、インギャーマリンガーデンの透明な入り江。レース中に「ここ、また来たい」と思った場所を、今度は観光客として訪れる時間にあててみてください。