秋の特集記事

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カギマナフラin宮古島

宮古島には、ハワイとの縁があります。

1965年(昭和40年)に宮古島(旧平良市)とハワイ州マウイ郡は、気候・風土・人口などで共通することが多く、両市の友好・理解・親善を深めることを目的に姉妹都市提携が結ばれました。青い海、亜熱帯の空気、島に生きる人々の気質。たしかに、似ている。

その縁が毎年10月に形になるのが「カギマナフラ in 宮古島」です。2013年から続く、南国・沖縄・宮古島のフライベントです。

「カギマナ」って、どんな意味?

「カギ」は宮古島の方言で「美しい」、「マナ」はハワイ語で「魂」を表します。大会名の「カギマナフラ」は「美しい島々のスピリット」を意味し、マウイ島・宮古島の美しいスピリットをイベントを通じて表現するという意味が込められています。

宮古の言葉とハワイの言葉が合わさった名前。それだけで、この祭りの性格が伝わってきます。

3日間の構成、それぞれの見どころ

初日は佐和田の浜にて奉納舞をした後、バスにてオタキ参拝。伊良部大橋・来間大橋・池間大橋の三橋より宮古諸島を拝みツアーを実施する「奉納舞と祈りの路へ〜宮古島を知ろう〜」プログラムから始まります。フラが始まる前に、まず島に祈りを捧げる。この導入が、イベントの格を感じさせます。

2日目はマティダ市民劇場で「インターナショナルフラコンペティション」が開催されます。国内外のチームが集い、渾身のフラ競技を披露します。ハワイから招いた審査員の前で、子どもからシニアまで幅広い部門の出場者が舞台に立ちます。

そして最終日がいちばん開かれた日です。トゥリバー海浜公園の特設ステージで、宮古島の美しい海を背景に繰り広げられるフラダンスのパフォーマンスは無料で楽しめます。透き通った「ミヤコブルー」の海と白い砂浜、海風が吹き抜ける中で優雅に踊るダンサーたちの姿は、観客の心に残る思い出となるでしょう。

チケットも予約も不要で、ふらっと立ち寄れる。フラが好きな人はもちろん、「フラをちゃんと見たことがない」という人にこそ、この最終日に足を運んでほしいと思います。

フラに詳しくなくても、楽しめる

フラはハワイの伝統的な踊りですが、見るのに予備知識はいりません。沖縄とハワイは、ともに島嶼性・亜熱帯といった地域特性を有し、移民などで多くの県出身者が住んでおり、長い歴史の中で緊密な関係を創り上げてきました。その文脈を知ると、宮古島でフラを見ることの意味が少し深くなります。

海風の中で揺れるスカート、波の音に溶ける音楽、穏やかな動きの中に込められた感情。言葉はわからなくても、体が受け取るものがあります。

毎年10月の開催で、宮古島の観光シーズンの締めくくりとも重なる時期です。秋の宮古島の、もうひとつの楽しみ方として覚えておいてください。

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